儲けを増やす!—売上が伸びても利益がなければ意味がない! 1

これから数回に渡り、利益の確保と売上の確保、つまり粗利に着目した低コスト高効率な営業の眼目について、私共が毎日接する10〜15人以下の企業さんとのやり取りで見えてきた対策の一端をご披露しましょう
ナニガシカのお役に立てば幸いです

儲けを増やす

「稼ぐに追いつく貧乏なし」

経理に穴が空いていないのであれば稼ぐこと、つまり儲けを増やすにあたっては営業の強化を「いの一番」に検討されるべき課題でしょう。

 従来ですと、営業力の強化の場合、「営業マンを雇う」と言うのが常道で、ある時期まではこれでかなり数字が稼げたのも事実です。
この新人営業マンを活用して新規のお客さんの開拓をする、あるいは既存のお客さんを回らせて取りこぼしのない営業体制を構築されたことでしょう。
しかし、最近の営業事情はご承知の通り厳しいものです。
新規の獲得は至極難しく、門前払いは当たり前でキーマンたる人物に当たることすら困難です。そして既存のお客さんもうっかりするとさらわれます。
すると、せっかく営業マンを新規で入れても数字は上がるどころか、1ヶ月片手程度はかかる経費は大きな足枷になりかねません。
そこで従来の戦力を維持したままで、営業を見直し新たな仕組みの導入を図り、新規の儲けを獲得しなければなりません。

まずは、かつての手法が上手く行かない理由を模索して行きましょう
次回に続きます


私共、中小企業支援会では、中小企業の可能性を現状から過去に溯り最大限に素晴らしさを掘り起こし、疲れる事なくコストを掛けずお客さんと納得ずくのより良い販売環境をつくるお手伝いを旨としております。